訪問入浴とは
訪問入浴は介護保険サービスのひとつで、加齢やご病気、障害等の理由で自力でのご入浴が難しい方のため、ご自宅まで専用の浴槽をお持ちして入浴介助を行うものです。
訪問入浴を利用することで、ご本人はお体の清潔を保つことができ、ご家族は入浴介助の負担を大幅に減らすことができます。
訪問するのは看護師1名、介護職2名からなる計3名のチームで、事前に必ず看護師が血圧、脈拍、体温測定を行い、ご体調に問題ないことを確認してからサービスを開始します。
(ご入浴が難しいと判断される場合は中止、もしくは清拭への切り替えになります)
弊社の場合、ご訪問から終了までの所要時間は約45分間で、必要に応じて浴後に爪切り、軟膏の塗布などのケアも行います。
にちようびのご入浴の流れ
①ご体調の確認
看護師が血圧、脈拍、体温測定を行い、ご入浴が可能か確認をいたします。その間、他の2名は防水シートを広げ、浴槽を搬入し、給湯・排水ホースをしいてお風呂の準備を進めます。
②お湯溜め開始
浴槽設置が終えると、お湯溜め開始です。その間に入浴剤と顔パックをお選びいただき、脱衣に入ります。シェーバーのご用意があれば、お髭剃りもさせていただきます。
③ご入浴
ご利用者様のお体の状況ごとに適切な方法で浴槽まで移動します(抱えもしくは介助付きでご自分で歩いて移動)。お湯につかった後は介護職員2名で洗体・洗髪をさせていただきますが、ご本人様の希望があれば、ご自身で行っていただくことも可能です。湯温や入浴時間は看護師が既往歴や入浴時の状態をふまえ、なるべく希望にお応えできるようにいたします。
④浴後
身体が冷えないよう、2人で素早くお着替えを進めます。必要に応じて看護師が爪切りやお薬、軟膏の塗布等も行います。
⑤終了
訪問時と同じく、看護師が血圧、脈拍、体温測定を行い、ご体調に問題がないことを確認します。その後介護者様にご入浴の経過を報告し、終了となります。
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